中年の危機は36歳~42歳に起こる!人生折り返し地点の転機となる決断
西洋占星術では出生図(ネイタルホロスコープ)と現在運行中の天体(トランジット)において、中年の危機を意味するアスペクト(天体同士の角度)についてお話します。
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およそ36歳~42歳の間に天王星・海王星・冥王星といった力の強い天体同士が試練を意味する天体同士の角度(アスペクト)をつくります。
ちなみに、天王星・海王星・冥王星を合わせて『トランスサタニアン』といいます。
地球から最も遠い場所にある、天王星・海王星・冥王星は、宇宙意識といわれる程、私たち人間がどうすることもできないくらい、強いエネルギーを持つ天体です。
その天体が中年とよばれる時期に次々とやってきて、全ての人に変革や試練を与え、人生の区切りをつけていくのです。
中年の時期は、人生の折り返し地点ともいえる時期になるでしょう。
人生経験もそれなりに増え、社会に出て色々な経験を積んでいるでしょう。
結婚して家庭を持っていれば、家庭や家族、子育てにも、それなりに携わっていることでしょう。
あなたはどんな折り返し地点に立っているのでしょうか…?
出生図(ネイタルホロスコープ)の天王星と、現在運行中(トランジット)の天王星のオポジション(ホロスコープ上で2つの天体が180度の真反対の角度をとる)が40歳~42歳の時にやってきます。
人生の半分が過ぎたと感じるでしょう。突然結婚する人がいるかもしれません。
男性の厄年とも重なりますね。
天王星の意味するものは、改革・独自性・突発性・自立・孤立・変化など。
突然の結婚もあれば、突然の離婚もありそうですね。
人生の区切りをつけていくアスペクトです。
出生図(ネイタルホロスコープ)の海王星と、現在運行中(トランジット)の海王星のスクエア(ホロスコープ上で2つの天体が90度の角度をとる)が40歳前後の時にやってきます。
精神的な価値観に変化がおきるでしょう。
現実逃避しないよう注意。
男性の厄年に重なります。
くれぐれもお酒に走らないようにしてください。
アルコール依存症になってしまえば、お酒のない生活が困難になるばかりか、人生における大きな事故になりかねません。
海王星の意味するものは、理想・夢・幻想・癒し・無意識・現実逃避・依存など。
現実逃避し、お酒に溺れ、依存しやすいことがわかりますね。
出生図(ネイタルホロスコープ)の冥王星と、現在運行中(トランジット)の冥王星のスクエア(ホロスコープ上で2つの天体が90度の角度をとる)が36歳~42歳の時にやってきます。
人生において、不必要なものを手放す時期です。
冥王星の意味するものは、白か黒の極端性・生か死か・衝突・こだわり・探求心・人生の変化・執念など。
手放す時期ですので、執着を捨てるなど、様々な決断を迫られるでしょう。
自分の中のルールを明確にし、取捨選択するといいですね。
男女共に厄年にあたる時期です。
厄年とは、日本などで災いが多く降りかかるとされる年齢のこと。
しかし、科学的根拠はありません。
平安時代には既に存在していたようで、強く信じられている風習です。
西洋占星術のような占いは信じないけれど、厄年は信じるという方も多いのではないでしょうか。
厄年にしろ、占いにしろ、信じる信じないは本人の自由です。
西洋占星術のような占い予測や厄年は、知っていることで危機や災いを予め心構えしておくことが可能となります。
危機や災いを回避できる可能性があるのなら、意識して日頃から注意できるでしょう。
厄払いは気持ち的にも楽になり、安心感が得られるのかもしれません。
けれど、あまりにも気にし過ぎて生活に支障が出ては元も子もなくなるのでそのあたりは注意してください。
物事には、注意して避けられることもあれば、自分の力ではどうすることもできないことが存在します。
私の場合ですが、厄年に興味がなかったので、いつの間にか厄年が過ぎていました(^-^;
しかし、振り返ってみると、初めてかかった病気が厄年の頃だったかもしれません。ちなみに、現在は完治しております!
西洋占星術でいえば、人生の転機に繋がることを真剣に考え始めた時期かもしれません。
周囲の人たちは、厄払いにお寺に行ったとよく言っております。
避けられる災いは皆避けたいのですね(^^)
気が引き締まり、健康や日頃の行いなどを振り返る時期で良い風習といえそうです。
人生の転機は何度か訪れます。
どんな時も逃げずに向き合えば、必ず好転するのが人生です。
皆さんの悩みの先には光がある。そう信じています。
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心理カウンセラー寿