親の言いなりになってはいけない。自分の人生は自分で決めなければ後悔の人生に…
生まれてきてから、今まで様々な決断を迫られたと思います。
その際、あなたは自分で判断し決断してきたでしょうか?
進路先、就職先、お付き合いする相手、結婚する相手など…相談するだけではなく、決断まで相手がしてきてはいないでしょうか?
『親がこうしなさいと言ったからこうした』ということをよく耳にします。
高校、大学の進路を決める時期になると、親が将来性を重視し口出しします。
お付き合いする相手、結婚する相手も品定めする親もいます。
就職先も口出しします。
学校を決める際、親は偏差値の高い有名な学校へ入れようとする場合があります。子供が行きたいと思う学校に行かせようと思わないのです。なぜ我が子がその学校を希望するのか興味なんてないのです。
お付き合いする相手、結婚する相手に対しては、見た目、育ち、家族構成、年齢、収入など、まるで自分が付き合う、または結婚するかのように調査します。
就職先は公務員、大手企業、給料、知名度など気にします。自分が働くわけではないのに、気に入らなければケチをつけ、我が子の決めた就職先のデメリットを並べます。
もちろん、愛する我が子のためですから、当然といえば当然のことです。
しかし、行き過ぎた思いから、我が子を支配する親もなかにはいることも、知っておきましょう。
人には皆意見を述べたり、発言する権利を持っています。
しかし、幼少期の育ってきた環境から、いつの間にか自分の意見を述べる機会が奪われ、言いなりになっている場合があります。
親の顔色をいつも伺っている、機嫌を損ねないよう気を付けて発言するなど、お心当たりの方は、発言権はあなたにはなく、親である可能性が高いでしょう。
親に対して顔色を伺っているのが日常ならば、他人に対しても同じである可能性があります。
他人の意見に身を任せている間は、他人の人生を歩んでいるのと同じです。
『自分』を存在させ、勇気を持って意見したり、時には反抗することもしていきましょう。
先ずはあなたが誰かに支配されていないか気付くことが大切です。
『こうして生きてきたから今更無理…』と諦めてはいけません。
親でも他人でも、意見を聞くため、相談することがいけないわけではありません。
ただ、その意見に対して流されることなく参考に留めることができるかどうかです。
そもそも相談してもいないのに、口出しされたらどうしますか?
『ありがとう。参考にするね!』と言っておくだけでいいのです。
言う権利は誰にでもありますし、たとえお節介でも、あなたのことを思ってくれたのです。感謝しておけば大丈夫!
他人の意見に左右されそう、もしくは従うしかない場合、一旦立ち止まってください。
自分がしたくてそうするのか、自問自答をしてみましょう。
従うことの意味は何だろう…。それって私が幸せに思うこと?私でなくて意見した相手が幸せに思うだけではないのだろうか?考えてみればわかります。幸せになりたいのなら、自分が思う考えで選択し、決断すること。
それしかありません。
特に同性の親、つまり母親なら娘、父親なら息子を支配する傾向があります。
自分が果たせなかったことを、我が子に果たしてもらおうとするのです。
母親が離婚していれば、娘には離婚して不幸になってもらいたくない。だからお付き合いする相手や、結婚相手にあれこれ口出しします。
父親が望んでいた就職先にいけず、安月給の場合には、息子には有名大学にいかせ、大企業へ就職してもらいたいと、息子をエリート化させるのです。
特にプライドが高い親には注意が必要です。
我が子を思う気持ちより、近所の体裁、世間体を気にしているだけです。
我が子に幸せになってもらいたい。不幸になってほしくない。できる限り苦労させたくない。そう思うのが親です。
しかし、子に対する思いが強すぎる場合、いつの間にか支配に変わり選択権を自分にし、子供には譲りません。
そのような場合、一番良いのは、親元から離れること。自立して、一人暮らし、もしくは誰かと一緒に暮らすことをおすすめします。
年齢的に家を出ることが可能でしたら、親の監視から逃れるための選択です。
経済的自立にもなりますので、お金に困らないようでしたら、住まいは別にしましょう。
学生の場合、家を出るのは難しいでしょう。
自分がしたいこと、することでやりがいや、意味がわかること。自分の幸せだけに目を向け、他人がどうかということは、考えないこと。反発することを覚えること。これらを大事にして、経済力を得ることが可能になったら、自立して家を出るよう準備すること。
時期がくるまで辛抱することになるかもしれませんが、可能な限り、流されない生活をしてください。
幸せになるのは自分のためであり、他人の意見に従う人生にはあなたの幸せはありません。
心優しい方でも、時として喧嘩も必要です。暴力で反発する喧嘩ではありません。口ごたえする勇気を持って、反発できる自分を見せましょう。何を言われようが、自分が決めるという態度で臨みましょう!
反発する相手と分かれば、意見してこなくなるでしょう。従ううちはあれこれ言われます。
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心理カウンセラー寿