自我を知る!性格分析から自分の性格を知り改善で人生は変わる!

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自分の性格を知ろう!

 

●自己概念● 

『私はこんな人間である』という、自分についての認識を自己概念といいます。

 

自己概念は自分では、こうだと思っているけれど、他人には分からない部分になります。

 

潜在的(外からは見えない状態で存在する)能力や、可能性、思い込みがあげられます。

 

●態度・行動に現れる自己● 

他人には分かり、自分には分からない部分。受け取られ方に誤解を招いたり、全く違うように思われる。

他人から見た自分。

 

●自己一致する部分●

自分が思う自分と、他人から見た自分が一致する部分。

  

『自己概念として認識している自分』は自分自身のほんのわずかな一部分にすぎません。

 

私達は自分ではこう思っていても、周囲からは、全く違うように思われたり、勘違いされたりし、困惑することがあるでしょう。

 

例えば、自分は不真面目で協調性に欠けると思っていても、周囲の人々はあなたを、真面目でみんなと仲良くできる気配り上手な人だと思っていれば、自分が思う自分と他人が思う自分とは『ずれ』が生じるのです。

 

『ずれ』に気付くと、ずれを認めず、自己防衛したり、自己正当化しようとするのではないでしょうか…

 

『ずれ』をできる限り小さくすれば、誤解や勘違いも少なくなるでしょう。

 

自己成長のためにも、自分自身を知ることは、とても重要ですね。

 

自己成長の手掛かり

 

 自分自身が本来持っている、能力や可能性に気付き、その実現や発揮を妨げている人柄の中の様々な要因を取り除き、本来の自分の能力を発揮して生きること。

 

エリック・バーン博士は上記のような生き方をすることを、『自立性を達すること』と言っております。

 

エリック・バーン博士とはカナダ出身の精神科医で心理学者。交流分析の提唱者であります。

 

人間を分析し、理解するための理論で、自分に気付き、自分を知り、自分を変えるためのものであり、他者理解はあっても、他人を操作して変えるものではありません。

 

 ●自己理解と気づき●

自分がこうありたい、理想的な自分になるための自己変革していくことは、自己成長に繋がります。

 

自己成長は自己への気づきから始まるのです。

 

自分への理解が深まれば、他者に対する理解も深まり、人間関係もうまくいきやすくなるでしょう。

 

●自発性●

他人を犠牲にすることなく、自分の責任で選択し、実行に移す。

 

他人の指示なしでは、行動に移せない、他人のせいにする、パターン化されたやり方、馴染みの対応、成長のみられない言動では自発性があるとはいえないでしょう。

 

自身で選択し、決心して行動に移してこそ、生き方に喜びを感じ、成長に繋がります。

 

●親密さ●

『私もOK、あなたもOK』というのが基本姿勢になります。

 

真の本音で向き合い、触れ合う体験をすることで、自分を許し、他人も許すことが、親密な関係を築き人間関係がスムーズになるでしょう。

  

自己防衛のための仮面を脱ぎ捨て、制限を解き、心を開いていくことが自己を成長させ人生の在り方も変わってくるでしょう。 

 

自我状態

 

『これが自分である』と思っているものを、自我状態といいます。

 

●親のような自我状態 ●

私達は子供の時に親の言っていたこと、やっていたことを見たり聞いたりして育ちます。それをいつの間にか、それらを取り込んでしまい、自分のものとしてしまうのです。

その姿は、まるで親のような見方、言い方、振舞い方です。親が子供を𠮟るような感じです。

 

●成人としての自我●

思考力や判断力の発達に伴って形成される部分であり、冷静に物事を判断し問題解決に取り組みます。

 

●子供のような自我●

まるで子供のような態度、行動、表現をとっている状態です。

 

私達が子供の頃に身に付けた欲求、感覚、感情などに基づく反応の仕方、表現の仕方、行動の仕方で、それが今も働いて再現されます。

 

TA(交流分析)で自己を知る

 

最初に形成されるのは、子供の自我状態で0~3歳くらいです。

 

次いで親の自我状態は3~6歳くらい。

 

成人の自我状態は6~9歳くらいに形成されると言われています。

 

大人になってから、最も変えにくい自我は3歳までに形成される子供の自我となります。

 

3歳までの記憶はほとんどの人がないといえるでしょう。記憶していない程遠い昔の育てられ方で、出来上がった性格を変えるには、かなりの意識が必要であり、簡単にはいかないでしょう。

 

逆に最も変えやすい自我は現在に近い年齢で形成された成人の自我であり、意識改革すれば期間も短く済むでしょう。

 

いずれにせよ、今までの性格を短期間でガラリと変えるには自分と向き合い、素直になること。

 

そして自己を知ることです。

 

自分のことが分からなくては、何をどう変えればいいのかわかりません。

 

心理学は他人をカウンセリングするだけのものではありません。

 

気になる書籍を手に取り、読むだけでも自己改革のきっかけをもらうかもしれません。

 

人間の心や脳の仕組み、メンタル…あなたにとっても周囲の人にとっても、人間であれば一生関わる面白いものです。

 

エゴグラムを使っても簡単に性格分析できますよ!!

 

楽しく自分らしい生き方ができることを応援します!!

 

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心理カウンセラー寿